『ミトン』

【解説】(allcinema ONLINEより)
チェブラーシカ」のロマン・カチャーノフ監督によって67年に製作されたかわいい人形アニメーション。犬を飼いたい小さな子供とその母親の何気ないやりとりをファンタジックに描く。全編に渡ってセリフはないものの、感情の機微を繊細に表現。2003年、本邦初公開に際し、同監督の「レター」「ママ」と同時上映。
犬を飼いたくて仕方ない小さな女の子アーニャ。彼女は、ほかの子供たちが飼い犬を散歩しながら雪の中で楽しそうに遊んでいる様子を、いつも家の窓からうらやましそうに見ていた。そんなある日、アーニャは友達から生まれたばかりの黒いライカ犬の子犬を譲り受ける。しかし、きれい好きの母親に飼うことを認めてもらえず、結局その子犬を手放すことに。しょんぼりと落ち込んだアーニャは、帰り道に赤い手袋を子犬に見立てて遊び始める。すると突然、その手袋が本当の子犬に生まれ変わるのだった。

ミトン [DVD]

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