{mmm…]ちりとてちん終わりました

スタッフ日記「大阪の耳はロバの耳」での遠藤製作統括の

最終回、ぜひタイトルバックの最初から見てください!
放送開始2秒後から、最終回だけのスペシャルな仕掛けがありますから!

とは、タイトルバックをカットしていきなり本編から入るという仕掛けだった。スタッフ/キャストのロールは、本編の最後、まだドラマが続いている部分から最後のカットの手前まで音楽なしで画面にかぶって流れた。

つまり、最終週の最終回は、半年間の物語のエンドロールとしての位置づけだったわけだ。
先週のラスト、草若の家でいつまでも落語会が続けられた部分が実質的なドラマのクライマックスであり、今週は「A子とB子の友情」「徒然亭一門(と上方落語)の出発」そして「喜代美と糸子という母娘」というそれぞれのテーマを昨日の放送までで着地させ、本日分はあくまでエピローグ。あっさりとした幕引きに拍子抜けした御仁もいるだろうけど、また最初から見返したくなるような巧い構成でした。

最後の50話分くらいしか*1きちんと見れておらず(前半、怒涛の話運びだった第6週と第7週はdailymotionのお世話になりました)、まだまだ自分の中では終わっていないけれど、脚本の藤本有紀さん、本当にお見事な構成でした。

*1:100話の「この九官鳥…ぼくにください」という四草の台詞と表情にやられました。それまで見ていなかったのが本当に悔やまれる。