『トゥー・ブラザーズ』

【解説】(allcinema ONLINEより
 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「スターリングラード」のジャン=ジャック・アノー監督が、「子熊物語」以来15年ぶりに野生動物を主人公に描いた感動大作。人間たちの都合で離ればなれとなってしまった2頭の兄弟トラが辿る数奇な運命を壮大なスケールで映像化。出演は「メメント」のガイ・ピアース
 1920年代のカンボジア。ジャングルの奥地の荒れ果てた寺院の跡地で2頭のかわいいトラが生まれた。兄のクマルは元気な暴れん坊。一方、弟のサンガは対照的におとなしい性格をしていた。仲のいい2頭は一緒にすくすくと育ってゆく。そんなある日、一人のイギリス人冒険家エイダン・マクロリーが仏像を盗掘するためこの地にやって来る。そして、盗掘の最中に突然姿を現わした親トラを撃ち殺してしまう。このことが原因で、クマルはエイダンに拾われ、おとなしいサンガは行政官の息子ラウールの遊び相手として引き取られてゆくのだったが…。

■期待したほど子虎は可愛くなかった。出てくる人間がすべて浅墓なのがイヤ。