『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』

【解説】(allcinema ONLINEより)
映画史上に燦然と輝くファンタジーの金字塔「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、その完結編。世界を破滅から救うため、滅びの山に“指輪”を捨てに向かうフロドとその旅の仲間たちの過酷で果てしのない旅の最終章が、前2作をはるかに凌ぐ壮大なスケールで綴られる。監督は「ブレインデッド」「乙女の祈り」のピーター・ジャクソンアカデミー賞で作品、監督を含む11部門にノミネートされ、その全部門を受賞する偉業を成し遂げるとともに、受賞数でも「ベン・ハー」「タイタニック」と並ぶ史上最多タイ記録となった。
アラゴルンガンダルフたちの活躍でサルマン率いる1万を超える軍隊に勝利を収め人間の国ローハンの人々を救った旅の仲間たち。メリーとピピンもエント族の助けを借りてサルマンが支配するオルサンクの塔を破壊、サルマンの封じ込めに成功する。しかし喜びも束の間、冥王サウロンは、もう一つの人間の国ゴンドールに20万もの軍を送り込む。中つ国最後の砦、ゴンドールを死守するため、旅の仲間たちはもちろん、長らく国交が途絶えていたローハンの人々も立ち上がる。一方その頃、サムと共にモルドールの滅びの山を目指して旅を再開していたフロドは、指輪の魔力にいよいよ押し潰されようとしていた…。