『ウェルカム・ドールハウス』(飯田橋ギンレイホール)

【解説】(allcinema ONLINEより)
分厚い眼鏡と子供っぽい格好のため、みんなにいじめられているニュージャージーのジュニア・ハイスクールの七年生、ドーン。そんな彼女の日常を生き生きと描いた小品。

■渋谷アップリンクにてDVD発売記念イベントのプロジェクター上映。映画秘宝田野辺、辛酸なめ子他による上映前トークあり。
■思っていたほどの(DV的な)悲惨な描写も行き詰まり感もなく(最後に主人公は兄の言葉に”救い”を見出していたようようである)、思い描いていた勝手なイメージとは違っていた。
■後の『ゴーストワールド』や『ドニー・ダーコ』等の、「機能不全の見せかけ白人家庭/社会の中でもがく醜いアヒルの子」映画の先駆け、という位置付けになるのかな。