『ビョークの「ネズの木」』

【解説】(allcinema ONLINEより)
 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のビョークの映画デビュー作で、グリム童話の『ネズの木』を基に描いた幻想的な作品。中世アイスランドの片田舎。母親を魔女裁判で火あぶりにされ失った姉妹、カトラとマーギットは母親から魔女の血を受け継いでいた。姉のカトラは魔法を使え、妹のマーギットにも不思議な幻視能力があった。姉妹は不毛の荒野をさまよい、放浪の末、ある父子と出会う。カトラは農夫ヨハンを魔法の力で誘惑し、その後妻となり、姉妹でヨハンの許に身を寄せるが……。