『in・fin・ity』大沢誉志幸

in・Fin・ity

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小遣いで初めて買ったアーティストのアルバム。当時はまだCDでもなく、プレイヤーは持っていなかったのでLPでもなく、”NHKの英会話講座を聞く”という名目で買ってもらったラジカセしかなかったのでカセットテープ*1だった。

これを買った理由は大沢誉志幸の全作『CONFUSION』を兄貴がよく聴いていたから。でも本当は爆風スランプの『よい』が欲しかったんだよ。近所の電気店レコード屋には『よい』のLPはあったけどカセットは無くって、なんとなくなじみのあった大沢誉志幸を手に取った。”カセットを注文する”という知恵や度胸には至らない中学一年生の春のできごと。

アレンジ/演奏陣としてはホッピー神山を中心に、当時バックバンドを務めていたPINKのメンバーがバックに全面参加してる・・・のだけど、あまりPINKらしい音としては思い出せない。『Lady Banish』や『レプリカ・モデル』のキーボードの音色はホッピーらしいけど、やはりエンちゃんのボーカルあってのPINKだね。

ちなみにNHKの英会話講座は殆ど聞いた記憶ない。ナレーターが話しかける会話に独りでしゃべり返す、というのが気恥ずかしくてつまらなかった。でも英語の成績は良かったよ。
(2008.5.15)

*1:LPの販売元はEPICソニーだったけど、テープに関してはアポロン音楽興業が販売していた。