omnibus album『時の葬列』(SMS)

Side-A

  1. 時の葬列 (AUTO-MOD
  2. GLAS BRUCH (SADIE SADS
  3. Kの葬列 (G-SCHMITT)
  4. プリンセスリータ (MADAME EDWARDA)

Side-B

  1. PAIR DOG (SADIE SADS
  2. カソリック (G-SCHMITT)
  3. LOW (MADAME EDWARDA)
  4. Wondering Child (AUTO-MOD

私が始めて聴いたAUTO-MODの曲が『時の葬列*1』。イントロのギターカッティングがカッコイイなと思ったらジュネのボーカルが最初はやはり生理的に駄目だった…。
ヴェクセルバルクが当時まだ開店準備中だったせいか知らないが、本アルバムはメジャー(一応)のSMSからのリリースとなった。ジュネ自身もブログで少し回想れていたが、SMSはテレビ創世記から芸能界に君臨した渡辺プロダクション系列のレコード会社であり当時の稼ぎ頭として吉川晃司が在籍していたが、時代の趨勢による本体のパワーダウンと共にSMS自体もレコード業界の中では本体それほどのパワーは無く、数年後に他社と合併。SMSからリリースを行うこととなったいきさつはよく判らないが、インディーズに眠る鉱脈を掘り起こして一山当てたい*2というSMSの思惑が感じられなくはない。(2007.09.01)

時の葬列

時の葬列

 

*1:このアルバムではなくて、この曲が1曲目に収録されている後のベスト盤『ART OF IDEA』にて。こ

*2:この前年にSMSはマリノ、ラジャスといったHR/HM系のオムニバスを発売し、そこからマリノがヒットしている。(当時うちにもLPがあったくらいだから、おそらくヒットしたのだろう。)