緊張の夏、日本の夏

3連休に前後1日を追加した5連休で、九州に里帰りしました。うちの皇太子は1歳半にして飛行機デビュー…でしたが、席料をケチった(嘘)両親の膝の上で、行きの機内は暑い/狭い/訳わからないで阿鼻叫喚の地獄絵巻。最後の最後に着陸時のバウンドで”えろえろえろ”と食べたものを全てリターンされてオシャレなピンクのポロシャツも着替える羽目になりましたとさ。

…それにしても暑かった。瀬戸内の卑怯な蒸し暑さよりはもっと爽やかな暑さかと期待して帰ったのに連日の猛暑で一家引きこもり状態。持っていったベビーカーも陽の目を見ることはありませんでした。そんな中でも皇太子は初めて会う方々との間でしっかり刺激を受けて急成長。それまでのハイハイあんよから類人猿並の二足歩行をなんとかマスターすることができました(←拍手)。遊びに来た姪っ子3姉妹にもたっぷり可愛がってもらって愚息も衝天(←下品)。

【↓破れ襖は成長の証!↓】

姪っ子3姉妹に会うのは数年ぶりでしたがそれぞれキャラが確立していて◎。小5の長女は「すみません」「ありがとうございます」と敬語を連発するとっても良い子のお姉さんキャラ。しかしマンガ家を目指して片時もGペンとベレー帽を手放さない(←脚色)彼女の作品は、【寒さの中で一時間くるくる回って高熱でぶっ倒れるヒロイン】【その熱を計ろうとして彼女の額にさわった手が燃え上がる彼氏】といった素っ頓狂(←死語)なキャラ/設定の連発で、良い子の中に抑圧された”何か”がマグマのように噴出すのも時間の問題かと。来年の夏あたりヒロシマまで一人旅させてじっくりカウンセリングしてみようかな…。
小2の次女は以前から思っていたのだけど美少女ぶりに磨きがかかって知らない人にはダメ。ゼッタイ。(←犯罪抑止) おばぁが「篤姫さんに似とる」と言ったけど、…確かに。(←いやマジで) これからの10年間の成長に大注目です。
年中組さんの末っ子は年齢的にもポジション的にも甘えん坊ちゃん全開。特に今回はうちの皇太子の出現で【親族の中での可愛がられポジション】を死守するのに賢明だった様子。顔立ちは本人の母親曰く「サエコに似てる」とのことでしたが私はそのダンナの方に似ていると思いました。

一番緊張したのは復路の飛行機。離陸前からAuto袋を用意する親の心配をよそに、往路とはうって変わってご機嫌な紳士ちゃん。最後の最後にやはり着陸時のバウンドで【不安な表情】→【つつましく袋の中にお戻し】になりましたが「がんばったね、エライね」と褒めずにはいられませんでした。日々成長。子供って凄い。