2nd album『Electric Moon』(SIXTY RECORDS 1987.2.25 )
単調だが力強いリズムが印象的なデルジベットの2作目。ポップさはビートルズにまで通じるがトータルなセンスはカーズに近い。突走るのもいいが(5)のけだるさも魅力的。(「CDジャーナル」アルバムレビュー)
- ミステリーパークインパラダイス
- electric moon
- Baby,I want you
- 少年達の固いポケット
- 沈みたい
- UNBORN CHILD
- Lady Bitch
- スペイス グライダー
- FLOWERS
1stの貧弱さから一転して足腰のしっかりしたファンク色の強いサウンドに大きくチェンジ。打ち込みのリズム/ベースに楽器隊が上手く絡み*1、同時期にリリースされてた他のビート系バンドと比較しても音圧が群を抜いていたと思う。ISSAYのボーカルも不安定さが無くなり、1stの青白いモヤシっ子ボーカルがやんちゃ坊主のようなたくましさに変容。『沈みたい』『FLOWERS』という2大内向ソングもバックの楽器隊のスケール感あっての完成度の高さ。捨て曲なしの愛聴盤です。