『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』

【解説】(allcinema ONLINEより)
1987年に『週刊少年ジャンプ』で連載開始以来、空前のロングヒットを続けている荒木飛呂彦原作の『ジョジョの奇妙な冒険』。本作は、連載開始20周年を記念して同シリーズの第1部『ファントム ブラッド』を映画化したアドベンチャー・アニメーション。
19世紀末のイギリス。貴族のジョースター卿は命の恩人の息子ディオを養子として迎え入れ、惜しみない援助を与えた。しかし、ディオは卿の一人息子ジョナサン(ジョジョ)を押しのけ、ジョースター家を乗っ取るべく野望を抱いていた。その陰謀を察知したジョジョがディオを問い詰めた時、ディオが手にしたのは謎の“石仮面”だった。それは、永遠の命と世界を支配する力をもたらすという古代文明アステカに伝わるという仮面。しかしその力とは、人間を不死の怪物へと変貌させてしまうことを意味していた…。

■作画、美術、脚本構成、台詞の言い回し、音楽、主題歌、演出、…どれを取っても方向性が大きく間違っている。よくもまぁ公開しましたよ。 もしこの映画を観て「初めてだけどジョジョって面白いですね!原作も読んでみたいです!」という人がいてもお近づきにはなりたくない。
■どこがどう酷いか、というのはあちこちのサイトやブログでも読めるので割愛。でも相当酷いということを承知の上で観にいったので「金返せ!」とか「時間返せ!」とは思わなかった。改めて原作を読み直したいなぁ、と思った。マンガ喫茶とか立ち読みではなくて、きちんと購入して細部の隅々まで。

ジョジョの奇妙な冒険 1~7巻(第1・2部)セット (集英社文庫(コミック版))

ジョジョの奇妙な冒険 1~7巻(第1・2部)セット (集英社文庫(コミック版))