第3週『残暑、恋の予感(2)』

■ところで、毎回のOPタイトルに出てくる手書きのお天気マークは「晴れ」→「曇り」→「雨」→「虹」というローテーション。1週4話構成の形態においてきちんと起承転結(ほのぼのッピーエンド)を保っているパターンが最終週まで維持されるのかはお楽しみ。
■ひとつの季節をおいて再会したケイと晃太郎。若いながらもプロデューサーに昇格した晃太郎が嬉しくありつつも(ニコを巡るやりとりの中でケイ自身も成長したのだが)、ビジネス的なやりとりしかできず侘しい(寂しい)ケイ。降ってわいたドラマの脚本の話とニコの学級農園の手伝いのダブルブッキングという、ごくミニマムなスケールではあるが「仕事と家庭の両立」という問題がケイに降りかかる。
■「半端な気持ちなら脚本書くのやめろ」と第1週のような晃太郎の叱責に、晃太郎も知らぬところで起こっている”人生との戦い”のことを伝える術もないケイのいらだちはまたニコの方へ…。そしてそんな最悪のタイミングに何やら画策する猪瀬。
■そんなダークサイドも知らずに「そうか、男じゃなかったのか」と嬉しそうな晃太郎は果たしてケイとニコの救いとなるのか?次回へ続く。