FM501 インファナル・アフェア3部作一挙公開+1

”Canpair香港映画祭”を知る年代にとっては”アジア映画=香港映画”だったのも今は昔。いつしか「韓流」がハバを幅を利かせるようになったこの時期に、『華流』=香港映画の価値を改めて確認する機会となったであろう今回のフィルマラ。

実はフィルマラではなく期間限定の昼間の回の上映をハシゴ。フィルマラは参加するつもりで席も予約していたのだけど諸々の都合によりフィルマラ当日にキャンセル。席は既に一杯でキャンセル待ちが出ていたのですが、私はかなり早い時期にサロン1のド真ん中の良席をとっていたので座れた人はラッキーでした。

同じスタッフ/キャストでもテイストが異なる映画を短期間で(ある意味厚顔無恥に)作りあげてしまうバイタリティに香港映画のパワーを改めて感じるこのトリロジー。『?』『?』『?』を立て続けに観て脳みそがツイストされた状態で『ツインズ・エフェクト』にとどめを刺されるようなラインナップがまさにフィルマラ的と言えるのでは?
(06.01.21)