『 ダーク・ブルー 』

【解説】(allcinema ONLINEより)
第2次大戦下、チェコ空軍の教官と、その教え子で親友のパイロット、そして2人が愛した女性との三角関係を軸に描いた戦争ロマン。監督は「コーリャ愛のプラハ」のヤン・スヴェラーク。脚本には彼の父親でこれまでもコンビを組んできたズディニェク・スヴェラーク。あのスタジオジブリによる初めての洋画提供作品ということでも話題に。
1939年、第2次大戦下のチェコチェコ空軍教官のフランタは、部下で親友の若きパイロット、カレルとともにドイツに侵攻された母国を離れ英国空軍へ入隊する。ある時、カレルは戦地で窮地のところを英国人女性スーザンに助けられる。二人はその夜愛し合った。無事基地に戻ったカレルはフランタに彼女への愛を語る。しかし、後日カレルがフランタを伴ってスーザンを訪ねたとき、彼女はフランタの方に惹かれていくのだった。やがて、スーザンはフランタに自分の想いをぶつけるが、親友を裏切ることのできないフランタにはどうすることもできなかった…。