『 ナショナル7 』

【解説】(allcinema ONLINEより)
フランスの片田舎にある身体障害者施設を舞台に、ひとりのわがままな筋ジストロフィー患者とその世話を懸命に行う女性介護者の奮闘を描いたヒューマン・コメディ。ある種タブー視されてきた「障害者と性」の問題を真正面から取り上げながらも、主人公をはじめ個性的な面々を登場させ明るくコミカルなタッチで描く。
フランスの国道7号線(ナショナル7)の近くにある身体障害者施設。ここにルネという男性患者がいた。彼は、筋ジストロフィーのために車イスの生活を余儀なくされていた。しかし、ルネはわがままのし放題。施設の職員も手を焼いていた。そんなルネの身の回りの世話をするのは女性介護人のジュリ。ルネはジュリに対してもポルノビデオを買わせたり好き勝手なことばかり。呆れながらも、ルネのためにと健気に働くジュリ。そんなある日、ルネは「健常者とセックスしたい」と言い出し、売春婦を世話するように要求するのだった……。