『ムーラン・ルージュ』

【解説】(allcinema ONLINEより)
いまやハリウッドを代表する2大スター、ニコール・キッドマンユアン・マクレガーを主演に「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督が絢爛豪華にして幻想的に描くミュージカル大作。主人公二人の心情が劇中劇の登場人物に重ねて描かれる。主演の二人が自ら歌う曲の数々はビートルズエルトン・ジョン、さらにはマドンナと20世紀を代表するポップ・ナンバーがふんだんに使用されている。
1899年、夜のパリを象徴する魅惑のナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”。その豪華で華麗なショーは人々を魅了した。しかし、実のところ派手な電飾にカネをかけすぎ経営は火の車。そこでオーナーのジドラーは、新たな投資家として資産家の公爵に狙いを定め、新しいショーの主役サティーンをあてがうことでその資金を引き出そうと考えていた。一方、本格的な女優を目指していたサティーンもパトロンを必要としていてジドラーの申し出に不満はなかった。しかし、ジドラーから言われて客席を覗いたサティーンは青年舞台作家クリスチャンをパトロンと勘違いしてしまう。それがきっかけで二人は互いに愛し合うようになるが、公爵には決して知られてはならなかった。二人は女優と作家という関係を装わねばならなかった……。

■やられたー。20世紀FOXロゴマークからバズ・ラーマンのペースにはめられ、様々なシーンが観た後しばらく頭の中をぐるぐる。熱病のような映画。