『クイーン・コング』

【解説】(allcinema ONLINEより)
近年でも「U-571」「ハンニバル」といった大作の製作を手掛けているハリウッドの大物プロデューサーの一人、ディノ・デ・ラウレンティス。彼が1976年に巨費を投じて製作したのが怪獣映画の古典的傑作「キング・コング」(33)のリメイクだった。が、同じ頃、イギリスではそのパロディ映画の制作が着々と進められ、ついには完成に漕ぎ着けていた。それを知ったラウレンティスは、リメイク権の獲得に巨額の費用を掛けた“本家”の威信にかけその公開を阻止。映画は結局日の目を見ることなくお蔵入りとなってしまった。それから四半世紀、製作会社の倒産で消失してしまったネガフィルムがイタリアで発見され、アメリカでの修復を経て2000年秋、完全オリジナル版として奇跡の復活を遂げた! その幻の怪作が2001年夏、日本で世界初上映となった。女流監督ルース・ハビットに率いられた女性だけの映画クルーは、ロンドンで見つけた青年レイ・フェイを売り出そうと新作映画をアフリカ奥地のジャングルで撮影することに。が、彼の地でクルーはアマゾネス軍団の襲撃に遭い、レイ・フェイが攫われてしまう。翌日、救出に向かった彼女たちが目にしたのは、巨大なケーキに乗せられ生贄として捧げられるレイ・フェイの姿だった。そして、そこへ体長20mを超えるメスゴリラ“クィーン・コング”が現れたのだった……。当時のヒット作や“ウーマン・リヴ”という世相までもがそのまま投影された衝撃のカルト・ムービー。

■冒頭の広川太一郎御大の”あ〜ん、こけた!”で苦笑。でその後は寝たので内容判らず。