いのちを背負う

同僚のKちゃんの3人目の男の子が一週間前に産まれた。
彼は心臓に問題があることがわかり、産まれてすぐにICUに入れられた。
母親が40歳を越えると新生児は先天的な障害を持つ可能性が高いという。
出産の数ヶ月前、Kちゃんは「もし検査で子供に障害があると判ったら流す」と言っていた。


小さな体は手術を受け、一進一退の容態だという。
24時間体制で面倒を見てくれている小児科の医師からの電話がいつ来るかも判らず、Kちゃんは昼夜落ち着かない状態を過ごしている。
いつ休んでいるのか判らないその医師が神様に思える、とKちゃんは言った。


うちの坊は今日も大泣きして大暴れしておっぱいを飲んでマンゴーのような甘すっぱい匂いのうんちを垂れ流します。