「ちりとてちん総集編」

喜代美に、草々に、糸子に、草若師匠にまた会える! 2007年10月から放送され、幅広い層の視聴者から熱烈な支持を受けた連続テレビ小説ちりとてちん」が、総集編になって帰ってきます。
「途中から見たので前半の話を見たい」という方にも「もう一度まとめて『ちりとてちん』の世界を見たい」という方にも。「ちりとてちん」の面白さをぎゅっと詰め込んで、前後編200分にわたってお届けします。

<総合> 
○前編「笑う門(かど)には福井来(きた)る」
5月5日(月祝) 午前8時35分〜10時13分(98分)
○後編「笑う一門(いちもん)には福来(きた)る」
5月6日(火祝) 午前8時35分〜10時13分(98分)

(事前予想)
全体を単純に2で割ると、前編は『ターンレフト・ターンライト』のラストのパクリオマージュである第13週『時は鐘なり』までの総集編、ということになるのでしょうかね。
個人的には前・中・後編の3回に分けて、

  • 徒然亭一門再集結→涙の寿限無→草若復活 までの前編
  • 若狭弟子入り→草若との別れ までの中編
  • いろいろあって小草若復活→草若の家完成 の後編

と、もう少し時間をとってしっかり描いてほしかったのですが。

(事後報告)

  • 前編…若狭幼少〜旅立ち〜徒然亭に居つく〜一門復活〜弟子入り
  • 後編…若狭結婚〜師匠倒れる〜悲願の常打小屋完成〜出産

覚悟はしていたけど、かなーりカットされていた。全ての枝葉を細かく刈り込むのではなく、幹の部分を際立たせるために大降りの枝をバッサリと切ったという感じ。この総集編で初めてちりとてちんを観た方には「言っとくけどこんなもんじゃねーぞ!」と言いたくなる*1。主人公であるB子→徒然亭若狭→和田喜代美の顛末を描くのは総集編として正当なまとめ方だとは思う反面、”名人の息子”というプレッシャーを背負った小草若のアイデンティティ探し(とそれを支える四草の愛)の物語がバッサリとカットされてしまい、これは何とかして1話から全部観ないと気がすまん。…あ、まんまとNHKにハメられてる!ファン心理を狙い打ちしたDVDの宣伝番組だったのか!

*1:かく言う自分は100話過ぎてから観始めたことはさておきまして。