これと同じことを考えた人は地球上にどのくらい存在するのか

(AP発共同ニュース)
ゾンビ映画の第一人者として知られるアメリカの映画監督、ジョージ・A・ロメロ氏が、氏の代表作である『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の1968年のオリジナル版の冒頭に同作の原作・脚本家であるジョン・A・ラッソ氏が新たに15分の追加撮影分を加えて再編集した『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド最終版( 30th Anniversary Edition )』に対して、「人が心血を注いだ作品を冒涜した」と激怒。興業界に波紋を呼んでいる。

ロメロ氏の主張に対して「あの映画は“ラッソのナイト・オブ・ザ・リビングデッド”」と一時は原作者としてのプライドを強くにじませていたラッソ氏だったが、最近では一転して、直接謝罪に出向く姿勢を示した。「できるだけ早くお会いしておわびしたい。自分の気持ちを直接伝えたい」。

ラッソ氏は先日も青森県八戸市のロメロ氏の自宅に、“アポなし”で謝罪のため訪問。ロメロ氏不在のため、ラッソ氏は手土産の花束や「とらや」の高級ようかん(1本約5000円)を玄関前に置き、やむなく帰京した。
これらの一連のラッソ氏の行動をロメロ氏は「三文芝居」とメッタ斬り。手土産をすべて宅配便でラッソ氏の事務所に返送し、事態は予断を許さない状況となっている。

新作映画を観ていないのでネタで皆さんのご機嫌をうかがってみました。